トヨタ自動車は、20日から開催されている『2013年上海モーターショー』(開催期間は29日まで)に、新型「ヤリス」をワールドプレミア車として出展したほか、新型「ヴィオス」や「云動双擎II」(ユンドンショワンチンツー)などを出展したと発表した。

「ヤリス」

ヤリスとヴィオスは、2012年の『北京モーターショー』で初披露されたグローバル戦略車のコンセプトモデルをベースとした市販車であり、2013年末より中国で生産・販売を順次開始する予定。

また、ワールドプレミア車として中国専用モデル2台も出展。1台はトヨタ自動車研究開発センター(中国)が開発を進めているハイブリッドコンポーネント搭載車のコンセプトモデルである云動双擎II、もう1台は中国の若い世代に向けた6シーター車のコンセプトモデル「TOYOTA FT-HT悦佳」(ユエジャ)となっている。

「云動双擎II」

「TOYOTA FT-HT悦佳」

同社は、今回の『上海モーターショー』で過去最大の展示ブースという約4600平方メートルに、過去最多の52台の市販車・参考出品車を出展している。その他の主な展示車両は、「新型RAV4」「86」「TS030 Hybrid」「TOYOTA NS4」「FT-EV III」「FCV-R」「FT-86 open concept」「AE86」「プリウス PHV」「Camatte」のほか、福祉車両の「ウェルキャブハイエース」「ウェルキャブアルファード」など。