ASUS、ディスプレイを取り外してタブレットとしても利用できる一体型PC

ASUSTeK Computerは19日、18.4型のディスプレイ部分を取り外してタブレットとしての利用が可能な液晶一体型PC「ASUS TransAiO P1801」を発表した。発売日は4月20日を予定。店頭予想価格は159,800円。

ディスプレイ部分と装着するPCステーション部分にそれぞれプロセッサやOSを搭載する。通常はWindows 8搭載の一体型PCとして動作、ディスプレイ部分を取り外すと、ディスプレイ部分に内蔵されてNVIDIA Tegra 3によりAndroidタブレットとして利用することができる。

また、同一のWi-Fiアクセスポイントに接続すると、分離した状態でもリモートでタブレット(ディスプレイ部分)から、PCステーションのWindowsデスクトップ環境にアクセス可能。

PCステーションには、HDMI出力を搭載。テレビなどの外部ディスプレイと接続してデスクトップPCとして使うことで、タブレット(ディスプレイ部分)とPCを別々に利用できる。

PCステーションの主な仕様は、CPUがCore i7-3770(3.40GHz)、チップセットがIntel B75 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT730M 2GB、メモリがDDR3-1600 8GB、ストレージが2TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8 64bit。

インタフェースは、USB 3.0×4、USB 2.0×1、HDMI出力×1、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、SDカードリーダーなど。

タブレット(ディスプレイ部分)の主な仕様は、CPUがNVIDIA Tegra 3(1.7GHz)、メモリがDDR3L 2GB、ストレージが32GB eMMC、ディスプレイが10点マルチタッチ対応18.4型フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶、OSがAndroid 4.1(Jelly Bean)。

インタフェースは、miniUSB 2.0×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0+EDR、Webカメラ(100万画素)、メモリーカードリーダー、GPS、加速度センサなど。バッテリ駆動時間は約5時間。

本体サイズと重量は、PCステーションがW466×D162×H267mm/約4.1kg、タブレット(ディスプレイ部分)がW466×D18×H294mm/約2.4kg、ドッキング時がW466×D162×H367mm/約6.5kg。