熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【アゲるテレビ】→【アゲる】と略表記します

●「中島が霊能者と接触か。ローソンでバイト!?」【ミヤネ】

オセロの解散発表直後、「中島と自称・霊能者が再会した」という報道があった。中島は霊能者の実家に電報を打ち、その後親族から連絡があって接触できたという。井上公造は、「中島さんがずっと避けていた松嶋さんと会って解散発表に踏み切れたのは、霊能者と再会できたから」と断言する。

しかし、中島の両親から脱・マインドコントロールを依頼された苫米地英人氏の見解は違った。「一昨日ウチのオフィスに来たけど、まだ(霊能者と)再会はしていない。いずれオレの目の前なら会わせようと思ってる」。さらに、「中島さんは洗脳されていないから、マインドコントロールを解く作業はしていない」「その女性(霊能者)と会ったけど、ごく普通の女性で洗脳の能力は持っていない。中島さんが主導で彼女が何でも従っちゃうような関係」と言い切った。驚くべきは、「どちらかというと彼女のほうが被害者。職を失っているし、社会的に悪者にされた」と擁護したことだ。誰もが「苫米地さん、それが本当ならもっと早く話せよ!」とツッコんだろう。

ちなみに、苫米地氏によると、中島は「今すぐ芸能界復帰は可能。でも、彼女は『ローソンでバイトした方がいいんですか?』と聞いてきたから、『ローソンは早いんじゃね?』と言っといた」らしい。

●「ファンモン・加藤が結婚。なぜ解散目前の今なのか!?」【ミヤネ】

解散まであと48日に迫ったFUNKY MONKEY BABYSのファンキー加藤が結婚を発表。相手は彼らの元マネージャーで、身長160cm後半の長身、ともさかりえや水川あさみに似た美女という。結婚の理由を「“ファンモンのファンキー加藤”として報告したかった」「『幸せにしてあげたい』という気持ちを止められませんでした」とブログで明かした加藤に、「ならではの(ストレートで熱い)コメントですね」とエールを送る宮根誠司。井上公造も「マネージャーだから周囲に反対されていたが、彼女は辞めてケジメをつけた」と祝福していた。どこまでもイメージ通りの人たちらしい。

●「布施明と森川由加里が熟年婚。デュエットに期待!」【ノンストップ】

65歳の布施と50歳の森川が結婚。布施の高齢と年齢差が話題になっているが、取り合わせそのものが意外だ。布施は1980年にハリウッド女優オリビア・ハッセーと結婚し、世界中を驚かせたものの1989年に離婚。3億円もの巨額慰謝料に懲りたのか、再婚はしなかった。

一方の森川は初婚。設楽統も「『SHOW ME』と“姉さん”て感じの性格(の印象しかなかった)」と驚いていた。出会いのきっかけは、森川が作詞した曲のコーラスに布施が参加したことらしいから、近いうちに共演やデュエットがありそう。どこかの懐メロ番組で。

●「三國連太郎さん死去。そのとき佐藤浩市は……」【ミヤネ】

父の死去に佐藤は、「『悲しいな』という想いはなかった。なぜか数年のなかで一番凛とした顔に見えて、不思議な三國連太郎の威厳があった。涙は出なかった」と語る。さらに、「(三國は)孤高さを守り続けながら芝居に関わってきた。死に顔を見たときにそう感じました」「『戒名はいらない。散骨して誰にも知らせるな。三國連太郎のままで逝く』と言われた」という。

そもそもこの親子は「一緒に住んだことがない。子どものころから親とは思えなかった。憎いと思ったこともある」「ホメられたことも否定されたことないけど、見ていたというのは聞いていた」という微妙な距離感だった。それだけにもう一度共演する姿か、トーク番組で演技論をぶつけ合う2人が見たかった。

●「華原朋美、新曲初生歌! 歌詞にこめる想い」【ノンストップ】

翌日発売の7年ぶりニューシングル『夢やぶれて』をTV初披露した華原。映画『レ・ミゼラブル』の劇中歌だった同曲を伸びやかな声で歌い切った。

歌い終えた華原は、「随分前に『レ・ミゼラブル』の舞台に出たくてこの歌をオーディションで歌いましたが落ちまして……こういう形で再会できたので本当にありがたいです」と明かす。設楽統に「みんな『復帰して本当に大丈夫なの?』と心配していますがどうですか?」と聞かれると、神妙な顔で「私のなかで(薬物依存症は完全に)まだ治ってないつもり」と自ら話し出した。何と正直な人か。さらに、「これから先もいろんなことがあるので、強い気持ちを持って、『こんな私でもできた』というメッセージを伝えていきたい」と話す声は力強い。

ただ、その一方で、「大ファン」という設楽に、「カッコイイ!」とハイテンションで声をかけ、「バナナマンでなくてもいいと思う」とピン転向をすすめるなど、かつての“らしさ”も感じさせた。まだまだ若い!

●「アレッ!? 西山茉希が妊娠! 早乙女太一と結婚か」【ミヤネ】

昨年の路上DV騒動、今年の同居解消&破局報道。その原因が束縛や暴力であることから、「復縁はないか」と言われていたが、どうやら西山が妊娠中で早乙女と結婚するらしい。

ここまで隠されていたのは、関係者やファンが交際を反対していたこともあって、慎重に根回しをしたかったからか。スポニチの阿部氏は「結婚願望の強い西山が既成事実を作った可能性がある」とうがった見方。ここはひとまず祝福でいいのでは?

●「変人キャラを演出する櫻井翔。結局マジメか!」【ノンストップ】

主演ドラマ『家族ゲーム』のPRで出演した櫻井。トークは、ドラマのキャラを意識した“変人”に関する方向へ。「風呂の入り方が変わっていて、頭まで浸かる」「家に一日いると頭が痛くなってしまう外に出たい」「デートは綿密にスケジュールを立てる。初めてのところは下見をしたい」「部屋は散らかっている。あえてためておいて、その日が来たらまとめて片付ける」と語ったが、変というより好青年だ。

続いて、櫻井から設楽への質問タイム。しかし、「MCをやるときに事前の準備はどれくらいしていますか?」「オンエアチェックはしますか?」と尋ねる顔は真剣そのもの……やっぱりどこまでもマジメな人だった。

●「聖子はノークレーム、ひばりさんの感動秘話」【ノンストック】

週刊誌『女性セブン』50周年パーティーが行われ、川島雅史副編集長がスクープのウラ話を明かした。

松田聖子との不倫告白で話題になったジェフ・ニコルズのインタビューでは、「独占取材にしたかったので、某ホテルに缶詰め状態にして通訳も内部の人間が行った」と事情を話しつつ「ベッドの上の話は勘弁してください」とダンマリ。ちなみに、雑誌最多登場の聖子は、「どんな記事を書いてもクレームをつけなかった」らしい。器がデカイ。

また、最多売上136万部を叩き出した美空ひばりさんのインタビューについて、「当時マスコミをシャットアウトしてハワイに滞在していたのですが、毎日インタビュー依頼の手紙を書いていたら息子の和也さんが気づいてくれて、帰国後に電話があった。亡くなる前の気持ちを8週に渡って語ってもらったのですが、ひばりさんも何か残しておきたいという気持ちがあったと思う」と語った。今はそこまでの大物はいないか……強いて挙げるなら「SMAPが電撃解散。独占告白」ってところ!?

●「滝川クリステルvs杏。4年に渡る恋愛争奪戦!」【ミヤネ】

2人の相手は小澤征悦。最初に熱愛が報道されたのは2009年の杏と小澤だったが、その後、滝川と小澤の略奪愛報道があった。さらに、小澤の実姉の結婚式に2人とも出席し、隣同士で座っていたという。ちなみにそのとき2人は「会話らしい会話もしなかった」らしいが、滝川が途中退席したあと、杏はカラオケで『3年目の浮気』を歌ったという。それは「滝川との浮気を水に流す」ということか!? 小澤の本命は杏で決まり、という見方だったが、ここにきて小澤と滝川のお泊り報道が流れた。どっちにしても小澤を直撃してほしい。

滝川と3年共演していた宮根は、「全く聞いてない! でも(滝川は)男性を取り合う人ではない。『それならいらんわ』と言う中身おっさんみたいなタイプ」と失礼なフォロー。

●「マツコが一番うれしかったランキングとは?」【スッキリ】

「ホンネで話していそうな芸能人ランキング」「街で見たら撮りたくなる芸能人ランキング」など、数々のランクインを果たしているマツコ・デラックス。なかでも「一番うれしかったランキングは?」というクイズを出した。その順位は、1位松嶋菜々子、2位天海祐希、3位北川景子、4位ベッキー、5位黒木瞳、6位前田敦子、7位堀北真希、8位真矢みき、9位澤穂希、そして10位マツコ。

加藤は「キレイどころばっかりじゃん!」と驚きつつ、「お母さんになって欲しい芸能人」とズバリ正解。当のマツコは、「一人だけ男! 斬新!! もう日本はスゴイことになってきている」と笑い、テリーも「ドラマなら母親できそうだね」とバカ受け。

●「吉川晃司、3つの伝説に迫る」【スッキリ】

番組は音楽の話を早々に切り上げ、“吉川晃司伝説”の検証へ。いかにもスッキリらしい切り口だ。伝説その1「シンバルキックの高さが年々上がっている」に吉川は、「ウソですね。スタッフが気をつかって上下させている。だいたい2m20cmだけど、失敗もあるし、何度か足を骨折している(苦笑)」。伝説その2「日ごろ公園で筋トレしている」に吉川は、「(うなずきながら)公園でお母さんたちが子どもに『そっち行っちゃダメよ』って(笑)。ジムの人にも『営業妨害』と言われる」と明かし、加藤が「(寺門)ジモンさんに近いですね」と返すと、「あ~っ! よく会うんだよ」とまさかのシンクロ。伝説その3「生き物の繁殖がスゴイ」に吉川は、「メダカはこの前の強風でかなり減ったけど200~300匹。ウーパールーパーも繁殖していてファンの人にもあげた」。これもジモンのクワガタ収集と似ている。


その他、「錦戸亮が新垣結衣との熱愛を否定」「藤原紀香に年下の新恋人」などが報道された今週の芸能界。アラ還婚から、破局一転でき婚、略奪愛まで、「濃いネタばかりだな」と思っていたら、ふと華原朋美が頭をよぎった。今週復活シングルをリリースしたが、恋愛について聞かれると、「人を愛すること、恋愛もいずれやりたい」と意欲を語った華原。ただ、結婚に関しては「私みたいな人は、みんな怖がって逃げちゃうんですよ」と苦笑い。何だか心配だ。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。