東武鉄道は20日より、野田線では初となる10000系車両による運行を開始する。同日には、「10000系車両 野田線デビュー記念乗車券」も発売される。

野田線で運行される10000系

従来のカラーの10000系

大宮駅より春日部駅、野田市駅、柏駅を経由して船橋駅へ至る東武野田線は、これまで8000系の運行で統一されていた。20日より運行開始される10000系では、従来の車両とは異なる帯色に。車体側面の窓下に東武グループロゴマークのカラー「フューチャーブルー」、窓上に視認性の高い「ブライトグリーン」を配した。沿線の自然環境をイメージし、6月頃に導入予定の新型車両60000系に準じたカラーだという。

「10000系車両 野田線デビュー記念乗車券」は、野田市駅から大人350円区間、西新井駅から小児150円区間の片道乗車券2枚(ともに5月21日までの1回に限り有効)がセットに。台紙の表面に新しい車体カラーの10000系が登場する。裏面は10000系の紹介に加え、マイナーチェンジされる前の10000系の雄姿がデザインされた。

「10000系車両 野田線デビュー記念乗車券」

同乗車券は20日より、東武線の21駅をはじめ、東武博物館や東武グループツーリストプラザ(東京ソラマチイーストヤード5階)で販売開始。計3,000セット発売され、売切れ次第販売終了となる。価格は1セット500円で、1人5セットまで購入可能。