トム・クルーズ主演作『オブリビオン』が、日本に先駆けて公開された55カ国のうち48カ国で初登場1位を獲得、初日興行収入合計約6,110万ドルを記録したことが発表されたほか、同時に新たなポスタービジュアルが公開された。

今回、新たに公開された映画『オブリビオン』のポスタービジュアル

同作は、トム・クルーズ主演のSF超大作。スカヴと呼ばれるエイリアンとの戦いに勝利した人類だが、地球は半壊し、生き延びた人々は、違う惑星への移住を余儀なくされる。ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)は一人地球に残り、上空から地球を監視している。ある日パトロールに出たジャックは誰もいないはずの土地で、突然、何者かによって捕らわれてしまう。ジャックの目の前に現れたビーチ(モーガン・フリーマン)。果たして彼は何者なのか。彼との出会いによって、ジャック自身、そして地球の運命さえも大きく動き始める。

このたび、T・クルーズは同作に出演する意義について「この映画は今までの出演作とは違うんだ。これは、本当にユニークなエンタテインメント映画なんだよ。劇中の要素、例えばバブルシップなどのテクノロジーは本当にクールだし、ストーリーも最高だよ。何回も見る度、毎回違う要素を見つけることができる。そうゆう映画は好きなんだ」とコメント。同作の制作現場の様子についても「ジョセフ(ジョセフ・コシンスキー監督)の脚本がみんなを驚かせたんだ。とにかく、人を惹きつけるものだったんだよ。常に独創的なモノやキャラクター求め続けて、チャレンジを怠らないんだ。みんながスカイタワーのビジョンを見た時、グリーンスクリーンを使うとみんな思っていたんだ。だけど、彼はハワイへ行って、火山の山頂まで映像を撮りに行った。日出から青空、夜空さえもね。撮影に入ると、セットの周りに巨大なスクリーンが設置されていて、そこに映像が映しだされたんだ。だから、本当に上空にいる感覚だったし、スクリーンからの光で照明の必要がなかった。とにかく、彼は本当にユニークなアイディアを映像に作り出すことができるんだよ」と語っている。

また、崩壊した地球に残され、崩れ落ちてしまったマンハッタン橋がトム・クルーズの後ろに描かれた新たなポスタービジュアルも同時に公開された。

同作で監督を務めるのは映画『トロン:レガシー』(2010年)で知られるジョセフ・コシンスキー。脚本は映画『ディパーテッド』(2006年)のウィリアム・モナハンが担当する。トム・クルーズをはじめ、『ダークナイト ライジング』(2012年)のモーガン・フリーマン、『007/慰めの報酬』(2008年)のオルガ・キュリレンコなどが出演する。映画『オブリビオン』は、5月31日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開。