パイオニアは4月18日、「BASS HEAD」シリーズのヘッドホン「SE-MJ732」を発表した。発売は5月中旬で、希望小売価格は6,200円。

BASS HEADは、迫力のある重低音再生を特徴とした、アウトドア向け密閉型ヘッドホンのシリーズ。オーバーヘッドタイプとしては、低域のレベル調整を行う「BASS LEVEL CONTROL」機能を搭載したフラッグシップモデルの「SE-MJ751」、スタンダードモデルの「SE-MJ721」が既発売となっている。

「BASS HEAD」シリーズ初のDJスタイルヘッドホン「SE-MJ732」。レッド、ブルー、ブラックの3色のカラーバリエーションを展開する

SE-MJ732は、同シリーズとしては初となるDJスタイルを採用したモデル。ハウジング部分が回転し、片耳だけでのモニタリングを行うことが可能だ。また、メタルカラーにスピンフィニッシュ加工を施したハウジングや、幅広のヘッドバンドなど、ストリート系のファッションにマッチするデザインも採用している。

ドライバーはφ40mmで、ボイスコイルには、CCAW(銅皮膜アルミ線)を使用。動作部分の軽量化により、広帯域でパワフルな再生を実現している。

再生周波数帯域は8Hz~28kHzで、インピーダンスは32Ω。出力音圧レベルは105dBで、最大入力は1,500mW(JEITA)となっている。コードは片出しで、長さは1.2m。コードを除いた本体部分の重量は、220gだ。