NECディスプレイソリューションズは18日、DLPプロジェクタ「ビューライトシリーズ」に明るさ13,500ルーメンの「NP-H1400UJD」を発表した。6月下旬より発売し、価格はオープン。
1,920×1,200ドット(WUXGA)に対応したDLPプロジェクタ。2灯式のランプシステムを採用し、13,500ルーメンの明るさで映像を映し出す。レンズは別売となっており、投写距離比や短焦点/ズームレンズなどの違いにより、6種類のレンズを用意。投写距離比0.90~1.10:1のズームレンズ「NP32ZL」のみ7月中旬に発売する。その他はすでに発売済み。
電動レンズコントロール機能では、上下左右の調整やズーム/フォーカスなどを電動で行える。「Hollywood Quality Videoテクノロジー」を搭載した「Reon-VX」ビデオプロセッサにより、チラツキや画像のブレが少ない映像を出力。また3D投映も可能で、フレームシーケンシャル方式に対応。視聴の際は液晶シャッターメガネを着用する。
上下30度、左右35度の台形歪み補正機能と、4隅を指定することでスクエア画像に補整する「SQUARE SHOT」機能を搭載。「ピクチャーインピクチャー」や「ピクチャーバイピクチャー」など、同時に2つの映像を出力することもできる。
そのほか主な仕様は、投写方式が3チップDLP方式、光源は465Wでコントラスト比は2,000:1。映像入力インタフェースはHDMI×1、DisplayPort×1、D-sub×2、BNC×1(コンポーネントと共用)、Sビデオ×1など。映像出力インタフェースはD-sub×1。USBポートを1基と無線LAN用USBポートを1基、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANポートを1基備える。
消費電力は2灯時で最大1,215W、1灯時で705W、スタンバイ時で90W(待機時0.5W)。リモコンが付属し、本体サイズはW558×D578×H235mm、重量は約39.5kg(レンズユニット含まず)。