RMEは、64チャンネルのMADIに対応するコンパクトなUSBオーディオ・インタフェース「MADIface USB」を、放送機器展「NAB Show」および楽器見本市「musikmesse 2013」にて発表した。
同製品は、MADI入出力1系統(オプティカルおよびコアキシャル)を搭載しており、64チャンネルの入出力を実現。オプティカル(光ケーブル)とコアキシャル(BNC同軸)入力は、片方の入力が途絶えた場合、瞬時にもう片方に切り替わる同社独自の「Seamless Redundancy」機能に対応する。また、USBバス・パワー駆動(別途電源不要)、およびスタンドアロン・モード(リピーター/フォーマット・コンバーター)をサポートしている。
そのほか、48bitの低レイテンシー内部ミキサーとして、マトリックスの柔軟なルーティングを実現する「TotalMix」ソフトウェアが付属。これにより、MIDI over MADIテクノロジーにより、他のRME MADI機器に対するリモート・コントロールも行うことができる。