JR東海は17日、今年度の駅舎耐震化計画を発表した。すでに耐震化工事を始めている駅舎および今年度から工事に着手する駅舎のうち、1日の利用人数1万人以上の3駅(東海道本線三島駅・掛川駅、中央本線鶴舞駅)と、5,000人以上1万人未満の2駅(東海道本線菊川駅、中央本線瑞浪駅)にて、2013年度中(2014年3月)に耐震化工事を完了する予定。
同社では、東海道新幹線の全駅と、1日の利用人数1万人以上の在来線の全駅について、耐震化完了のめざが立ったことから、利用人数が1日5,000人以上1万人未満で橋上化計画のない在来線駅舎7駅についても耐震化を決定していた。今年度はそのうち2駅の耐震化が完了することになる。なお、利用人数5,000人以上の在来線駅舎76駅のうち、2012年度末までに59駅の耐震化が完了している。