フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは16日、「主婦の食品期限の意識調査」の結果を発表した。
同調査は3月14日~20日、同社登録の20代~60代の既婚女性会員を対象に、インターネットリサーチにて実施されたもの。年代は20代:1.9%、30代:30.5%、40代:49.3%、50代以上:18.4%で、有効回答者数は479名。
消費期限切れは76.0%、賞味期限切れは93.2%が「食べている」
消費期限切れ食品の場合、「切れてから日数が経っていなければ食べる」は38.4%、「においが大丈夫なら食べる」は18.2%、「加熱するなど再調理して食べる」は19.4%、「食べずに捨てている」は21.3%となった。以上から、消費期限切れ食品を食べている家庭は、76.0%であることがわかった。
賞味期限切れの食品の場合、「切れてから日数が経っていなければ食べる」が54.1%、「においが大丈夫なら食べる」は20.3%、「加熱するなど再調理して食べる」が18.8%、「食べずに捨てている」が5.2%となり、賞味期限切れ食品も93.2%の家庭で食べられていることがわかった。
食品期限に関する家族からの指摘、半数以上が経験あり
自宅で食品を保管している際、期限に関する家族からの指摘について、「よくある」は6.7%、「たまにある」は49.1%となり、家族から指摘を受ける割合は、約半数の55.8%となった。
期限切れ食品、主婦が自分で食べている割合は、90.2%
「期限切れ食品を食べる場合、だれが食べていますか」との問いには、「自分(妻)」(90.2%)、「夫」(72.9%)、「子供(幼稚園以下)」(35.5%)、「子供(小学生)」(42.9%)、「子供(中学生)」(52.7%)、「子供(高校生以上)」(46.4%)の順番となった。主婦が自分で食べている割合は、90.2%となり、「もったいないので、まずは自分で食べる」傾向がみられた。
具体的なコメントでは、「食中毒や食あたりになるのが怖いので、家族には食べさせたくない。もったいないなと思った時は、自分で食べています」(30代)や、「よく期限が切れるのは、納豆か豆腐かヨーグルトなので、切れた翌日か翌々日の昼に私が食べています」(40代)などがあがった。
その他、調査結果の詳細は、同社ニュースリリースで確認できる。