アスクは17日、Thermaltake製CPUクーラーの新製品として、再度フロータイプのCPUクーラー「NICシリーズ」4モデルを発表した。いずれも曲面デザインのヒートシンクを搭載し、より広い熱放散面積を備える。4月19日より販売を開始する。

直径6mmのダイレクトタッチヒートパイプを搭載した「NIC F」シリーズ2モデルと、ニッケルミラーコーティングされた銅ベースを採用する「NIC C」シリーズ2モデルの合計4モデルをラインナップする。

すべての製品で曲面デザインのヒートシンクを搭載。熱放散面積を増加させたほか、ダブルカーブファンとの組み合わせにより冷却効率を高めているという。対応ソケットは、Intel LGA2011/1366/1156/1155/775、AMD FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2。

NIC Fシリーズ

NIC Fシリーズは「NIC F3/CPU Cooler/1120mm fan/AL」と「NIC F4/CPU Cooler/2120mm fan/AL」の2モデルを展開する。

NIC F3/CPU Cooler/1*120mm fan/AL

「NIC F3/CPU Cooler/1*120mm fan/AL」は直径6mmのヒートパイプ3本を備えるほか、PMWに対応した120mmファンを1基搭載する。対応TDPは160W。本体サイズはW140×D155×H70mm。重量は555g。店頭予想価格は4,980円前後。

NIC F4/CPU Cooler/2*120mm fan/AL

「NIC F4/CPU Cooler/2*120mm fan/AL」は4本のヒートパイプと120mmファン2基を搭載する。対応TDPは180W。本体サイズはW140×D155×H95mm。重量は688g。店頭予想価格は6,980円前後。

ファンの仕様は共通で、ファンの回転数は800~1,600rpm。ノイズレベルは18.0~30.2dbA。

NIC Cシリーズ

NIC Fシリーズは「NIC C4/CPU Cooler/2120mm fan/CU+AL」と「NIC C5/CPU Cooler/2120mm fan/CU+AL」の2モデルを展開する。主な違いはヒートパイプの本数とそれに付随した対応TDPで、「NIC C4/CPU Cooler/2120mm fan/CU+AL」は直径6mmのヒートパイプを4本搭載し、対応TDPは220W。「NIC C5/CPU Cooler/2120mm fan/CU+AL」は5本のヒートパイプで対応TDPは230W。

NIC C4/CPU Cooler/2*120mm fan/CU+AL

NIC C5/CPU Cooler/2*120mm fan/CU+AL

このほかの仕様はほぼ共通で、搭載ファンはVRコントロール対応の120mmファン2基、回転数は1,000~2,000rpm、ノイズレベルは20~39.9dbA。本体サイズは、W150×D160×H95mm。重量は「NIC C4/CPU Cooler/2120mm fan/CU+AL」が794g、「NIC C5/CPU Cooler/2120mm fan/CU+AL」が811g。

店頭予想価格は、「NIC C4/CPU Cooler/2120mm fan/CU+AL」が7,980円前後、「NIC C5/CPU Cooler/2120mm fan/CU+AL」が8,980円前後。