アイ・オー・データ機器は17日、Western Digital社のNAS用HDD「WD Red」を採用したバックアップ用HDD「RHD4-UXRW」シリーズと、交換用HDDカートリッジ「RHD-R」シリーズを発表した。4月末より発売し、価格は「RHD4-UXRW」シリーズが89,800円(税別)より。
「RHD4-UXRW」シリーズは、Western Digital社のHDD「WD RED」を採用するバックアップ用HDD。価格(税別)は4TBモデルが89,800円、8TBモデルが129,800円、12TBモデルが148,000円。「WD RED」は熱や振動に強く、省電力性能の高いNAS用HDD。保証期間も3年間と長くなっている。
HDDを4台内蔵し、4TBモデルには1TB×4台、8TBモデルには2TB×4台、12TBモデルには3TB×4台のドライブを内蔵。RAID機能も搭載し、対応RAIDモードは、0 / 1+0 / 5。eSATAポートも備えており、同社のNAS「LAN DISK」シリーズと「eSATAミラーリング機能」によってミラーディスクとして活用できる。
HDDカートリッジはホットスワップ対応なので、電源を入れたまま交換が可能。インタフェースはUSB 2.0とeSATAをそれぞれ1基ずつ搭載。本体サイズは約W170×D230×H183mm、重量は約7.1kg。対応OSはWindows 7 / 8、Windows Server 2008 / 2008R2 / 2012。
「RHD4-R」シリーズは、上記「RHD4-UXRW」シリーズで使用できるHDDカートリッジ。価格(税別)は1TBモデルが17,800円、2TBモデルが31,700円、3TBモデルが36,800円。内蔵するHDDは同じくWestern Digitalの「WD RED」。本体サイズは約W111.6×D174×H36.4mm、重量は約900g。