米Intelは4月16日 (現地時間)、2013年第1四半期 (1月-3月)決算を発表した。コンシューマ向けPCの需要低迷からPCクライアントグループの売上高が前年同期を下回り、25%の減益となった。

3月期の売上高は125億8000万ドルで、前期比7%減、前年同期比3%減。グループ別では、コンシューマ向けPCプロセッサを扱うPCクライアントグループが売上高79億9000万ドルで前年同期比6%減。プラットフォーム出荷数が同7%減、ASP (平均販売価格)は同1%増だった。サーバー用プロセッサを扱うデータセンターグループは25億9000万ドルで同7%増。プラットフォーム出荷数が同6%増、ASPは同2%増だった。その他のIntelアーキテクチャグループは9億8000万ドルで前年同期比9%減。ソフトウエア&サービス・グループは5億9000万ドルで同3%増だった。

2013年第2四半期(4月-6月)については、売上高129億ドル(±5億ドル)、粗利益率を58%(±2%)と予測している。

米IDCが10日に発表したPC市場調査の結果によると、2013年第1四半期の世界のPC出荷台数は7629万4000台で前年同期比13.9%減だった。タブレット市場の成長でコンシューマ向けPC市場の縮小が進み、またWindows 8のリリースにPC市場を活性化する効果が見られないと分析している。