AOSテクノロジーズは15日、Windows搭載PC向けのクラウドバックアップサービス「AOSBOX」を発表した。容量は50GBで料金は年額6,300円、月額525円のプランも2013年6月より提供する予定。また、Android端末向けの「AOSBOX Android」も年額6,000円・容量50GBで提供する。

AOSBOXは、非同期型のクラウドバックアップサービス。指定したファイルの種類、個別のファイル/フォルダなどを、クラウド上のサーバーへと全自動でバックアップする。非同期型であるため、PCからデータを削除したり、意図しない消失が発生した場合でも、クラウド上のバックアップデータは無事。バックアップ元とは別のPCへ復元することも可能。10世代分の管理バックアップに対応し、バックアップデータを上書きしても昔のデータを復活できる。

設定などは専用アプリで行い、必要な設定をしたあとは全自動でバックアップされる。バックアップの閲覧と復元は専用アプリのほか、Webブラウザからも可能。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、対応ブラウザはInternet Explorer 8以上、Firefox 11以上、Google Chrome。

また、AOSBOXをベースとした同様のバックアップサービスを、NECパーソナルコンピュータの製品ユーザー向けにカスタマイズした「オンライン自動バックアップ POWER BY AOSBOX」として、同社と共同で提供する。こちらについては別記事「NEC、個人向けの自動バックアップサービスを提供 - 月額525円」も参照いただきたい。