マーケティング事業を手掛けるエルネットはこのほど、「タブレット端末に関するアンケート」の結果を発表した。同調査は、自社が運営するオンラインストレージサービス「宅ふぁいる便」ユーザーを対象に、2月1日~2月28日にかけ実施。571名から回答を得た。
タブレット端末の所有者は23.3%。年代が高くなるほど所有割合が増加
「タブレット端末(スマートフォンは除く)を所持しているか」を聞いたところ、「持っている」が23.3%、「持っていない」が76.7%となった。
性別や世代別に見てみると、女性よりも男性に所有者が多く、また年代が高くなるほど所有割合が高くなることがわかった。また仕事形態別に見ると「外勤と内勤が半々」が31.7%で、他の仕事形態よりやや高かった。
タブレット端末に興味がある人は「携帯性」を中心に魅力を感じている
タブレット端末を持っていると回答した人に、所持している端末種類全てを選択してもらったところ、もっとも所有者が多かったのは「iPad、iPad mini」の59.4%だった。「iPad、iPad mini以外のタブレット」は33.8%、「電子手帳」6.0%となった。電子書籍用端末については、アマゾン・キンドルが4.5%、楽天・koboが1.5%と、電子手帳を下回る値となった。
また、タブレット端末を所持していない人に、タブレット端末に対する興味の有無を聞いたところ、「やや興味がある」が40.6%、「興味がある」が24.4%、「あまり興味がない」が24.2%、「興味がない」が10.7%となった。
タブレット端末を所持していないが興味はある人に「興味がある理由」を聞いたところ、「どこでも使える」が59.6%、「持ち運びに便利」が52.3%、「ノートパソコンを持ち歩かなくていい」が33.7%となり、多くが携帯性に注目していることが分かった。
対して、興味がないと回答した人に「興味がない理由」を聞いたところ、「ノートパソコンで十分」が41.2%ともっとも多く、以下「維持費(通信費)が心配」と「パソコンで十分」が同位で36.6%だった。その他、調査の詳細は「宅ふぁいる便 週刊マーケターリサーチ」で閲覧できる。