サイバーエージェントがSNS「Ameba」において提供するコミュニティサービス「きいてよ!ミルチョ」は、SNSに週に5日以上投稿する20~30代の男女を対象に、「SNSの愚痴」に関する意識・実態調査を行った。調査は3月22日~26日にかけて行われ、500名から回答を得た。
SNSへの1日の投稿数、平均で7.6回
最初に、利用しているSNSのサービス数について尋ねたところ、最も多い利用数は3つで36.6%、続いて2つで27.2%。平均利用SNS数は2.7個だった。次に、SNSへの1日の投稿数は平均でどれくらいか聞くと、平均で7.6回という結果に。中には1日平均で200回投稿している人もいることも分かった。
次に、SNS上で投稿する「愚痴」について調査した。愚痴を投稿したくてもできないことが多いかどうか聞くと、64.0%が「そう思う」と回答した。ふだんSNSに投稿をしている人も、愚痴に関する投稿はためらうことが多いようだ。
SNS上で投稿したくなる愚痴は「仕事の内容」
「愚痴を投稿したくてもできないと思う」と回答した人に、SNS上で投稿したくなる愚痴について聞くと「仕事関係の内容(55.3%)」、「友人・知人に関する内容(34.1%)」が多かった。愚痴を投稿したくなる理由について聞くと「自分の心の中の不満をスッキリさせたい」が最も多く79.2%、「誰かに共感をしてほしい」が34.9%だった。
愚痴を投稿したくてもできない理由について聞いてみたところ、最も多い意見が「自分の投稿を見た人を不快にさせてしまう(61.3%)」、続いて「自分のイメージを悪くしたくない(39.7%)」だった。「他人の愚痴の投稿を見て不快に思ったから(38.4%)」や、「愚痴を投稿するメリットがないと思う(28.8%)」といった意見もあった。
14.5%が愚痴の投稿でトラブルになった経験あり
次に「SNSで愚痴を投稿したことがある」と答えた人に、愚痴を投稿したことでトラブルになったことがあるか尋ねたところ、14.5%が「ある」と回答した。具体的には「愚痴の相手にバレて、気まずい関係になった」「愚痴の矛先を向けた人とは別の人が誤解して受け取ってしまった」「フォローしている友人の反感を買った」といったトラブルがあるようだ。