本田技研工業は12日、水冷・4ストローク・DOHC・250ccエンジンを搭載したスーパーモタードスタイルの「CRF250M」を25日に発売すると発表した。価格は48万9,300円。

「CRF250M」エクストリームレッド

「CRF250M」ブラック

同車は、オン・オフロードモデル「CRF250L」をベースに、前・後輪に17インチのオンロードタイヤを装着したスーパーモタードスタイル。足回りは、フロントブレーキに大径のフローティングタイプのディスクローターを採用するとともに、リアサスペンションのセッティングを変更し、オンロードでの操縦安定性を追求したとのこと。

エンジンは、低回転域からの力強いトルク特性としながら、高回転まで伸びのある出力特性を両立。また、オフセットシリンダーやローラーロッカーアームなどの低フリクション技術を多岐にわたって採用したほか、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)やO2センサーの搭載や、マフラー内に装備した触媒装置(キャタライザー)との相乗効果により、高い環境性能と44.3km/L(60km/h定地走行テスト値)という燃費性能を実現している。

そのほか、60/55Wマルチリフレクターヘッドライト、多機能デジタルメーター、リアフェンダー部の荷掛けフック、容量7.7Lの燃料タンクを装備する。車体色は、「エクストリームレッド」と「ブラック」の2色を設定。