佐藤健が主演を務める映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(12月公開)の追加キャストが発表され、俳優の反町隆史、女優の相武紗季、谷村美月が出演することが12日、明らかになった。
同作は、『僕は妹に恋をする』や『僕の初恋をキミに捧ぐ』などで知られる青木琴美の同名漫画の映画化作品。音楽業界を舞台に、25歳の天才サウンドクリエイター・小笠原秋(佐藤健)と、普通の女子校生・小枝理子(大原櫻子)の年の差恋愛を描き、突如スターへの階段を駆け上がる天性の歌声を持つ理子と彼女を取り巻く音楽業界をリアルに映し出している。
音楽をビジネスと割り切り、ヒット曲を生み出すためなら手段を選ばない敏腕音楽プロデューサー・高樹総一郎を演じるのは反町隆史。自身もアーティストとしての経歴を持つ反町は、「自分と同年代で、作品をひっかきまわす役でもあるということで、きっと楽しんで演じることができるだろうと思いました」と語り、「佐藤健くんとは初めての共演ですが、すごくさわやかで、秋という役のイメージに合っているなという印象でした。みんなで協力し合って良いものを作りたいと思います」と意気込んでいた。
その高樹にプロデュースされるセクシーなカリスマ歌姫・茉莉を演じた相武は、「実際に歌のレコーディングもあるので、緊張しました」と語り、「最初のシーンが下着姿の撮影だったので『ハードルが高い!』と思ったのですが、緊張もなく穏やかな気持ちで撮影ができました」と振り返っていた。一方、谷村が演じたのは、レコード会社のスタッフで高樹の右腕となる長浜美和子。原作を読み込んで現場に臨んだという谷村は、「生身の人間が漫画のキャラクターを演じることの難しさも感じながらお芝居をしています」と渾身の演技となりそうだ。