ヤマハミュージックジャパンは、独・スタインバーグ社が開発したプロフェッショナル向けのオーディオ編集/マスタリングソフトウェア「WaveLab 8」と、入門者向けの「WaveLab Elements 8」を5月に発売すると発表した。いずれも価格はオープンプライス。市場想定価格はWaveLab 8(通常版)が6万円前後、Elements 8が1万円前後。

「WaveLab 8」と「WaveLab Elements 8」

「WaveLab」は、CDマスタリング、レストレーション、音響効果などの仕事をマルチに行うプロフェッショナルから、レコードコレクションを整理したいオーディオファンまでを対象とした、最先端のオーディオ編集/マスタリングソフトウェア。

最新版では、最大8種類のスピーカー構成を登録可能な新しいスピーカーマネージメントシステム、EBU R-128準拠のラウドネスソリューション、オーディオファイルの自然なニュアンスを最大限に活かすiZotope MBIT+ マスターディザー、マスタリンググレードのプラグインなど、150以上の新機能が追加された。

また、エントリーグレードの「WaveLab Elements 8」では、WaveLab 8の操作感はそのままに必要機能を厳選。レベル超過を強力にガードする「Brickwall Limiter」や"ウォームでリッチ"なトーンを実現する「Tube Compressor」といったプラグイン、プロジェクトを素早く快適に操作できるマスタートランスポートパネルを搭載したほか、ボリュームクリップハンドルやAuto-Replayによる卓越した操作性も実現した。

「WaveLab 8」操作画面