映画『タイタンの戦い』(2010年)や『推理作家ポー 最期の5日間』(2012年)への出演で知られる俳優のルーク・エヴァンズが、新リブート版『ドラキュラ』でドラキュラ伯爵を演じることが明らかになった。
ユニバーサル・ピクチャーズは、1931年に公開された『魔人ドラキュラ』の製作を手がけているが、再び新作ホラー作品『ドラキュラ』としてリブート化する方向で、今回ルークがタイトルロールの吸血鬼役に抜てきされている。また、ヴァラエティ誌は、マイケル・デ・ルカのプロデュースのもと、年内にも本作の撮影が開始される見込みであり、ゲイリー・ショアが監督デビューを飾ると報じている。
マット・サザマとバーク・シャープレスが共同で脚本を執筆している本作は、ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』のモデルになったと言われているルーマニアの若き領主ヴラド公が極悪な暴君から自分の家族を守ろうとするうちに、自身が最初の吸血鬼になってしまうというストーリー。アリッサ・フィリップスが製作総指揮を担当する本作では当初、アレックス・プロヤスがメガホンを取り、サム・ワーシントンがドラキュラ役を演じる予定だったが、資金難のためにお蔵入りの状態が続いていた。
トム・ハーディも同役の候補に挙がっていたものの今回、『インモータルズ -神々の戦い-』でゼウス役や『タイタンの戦い』でアポロ役を演じたルークに決定。そんなルークは次回、人気シリーズ最新作『ワイルドスピード6』で悪役のオーウェン・ショウを演じることも決定している。
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