映画『HK / 変態仮面』(4月13日公開)が9日、台湾で開催中の「台湾ゴールデンホース・ファンタスティック映画祭」にてプレミア上映が行われ、主人公・変態仮面を演じた鈴木亮平が舞台あいさつに出席した。

映画『HK / 変態仮面』のプレミア上映で舞台あいさつを行った鈴木亮平

鈴木は9日13:00、台湾の松山空港に到着。平日にも関わらず、女性ファンを中心とした数十人が集まり、「歓迎! 鈴木亮平」「私のパンツをあげる」などの日本語で書かれたメッセージボードで鈴木を出迎えた。その熱烈歓迎ぶりに鈴木も「出迎えにきてくれるなんて、驚きました、うれしかったです!」と感極まっていた。

原作が台湾で人気だったこともあり、映画祭のチケットは10分で完売。急きょ10日に800人以上の観客を収容できる大ホールでの追加上映も決定した。プレミア上映後に登壇した鈴木は、変態仮面の決めポーズで撮影に応じながら、「実は僕も完成した本編を見るのは今日が初めてだったんですが、皆さんすごく楽しんでくれていたようなので、こうして台湾で一緒に見られて本当に良かったです!」とあいさつ。

盛り上がる観客を前に、「ふざけているような映画ですが、僕たちは本気で、真面目に作りました。日本映画史、アジア映画史、いや世界の映画史に残るような作品になったと思います」とアピールすると、「アイアンマン3には負けません!」と宣言していた。また、東日本大震災直後に多額の義援金を寄付した台湾の人々に向けて感謝の気持ちを伝えると、客席からは大きな拍手が起こっていた。

(C)2013「HENTAI KAMEN」製作委員会