ロックバンド・SOPHIAのボーカールの松岡充が9日、オフィシャルサイトを通じ、活動休止に至った経緯を説明した。
SOPHIAは9日夜、8月12日に東京・日本武道館にて行われる全国ツアー最終公演をもって活動休止することを発表。マスコミ各社も一斉に報じた。結成20周年を2014年に控え、「音楽を見つめ直す時間を持ちたい」という前向きな思いでの活動休止としていたが、突然の発表にファンにも衝撃が走った。それら反響を受け、松岡はオフィシャルサイトに新たにメッセージを掲載。「親愛なる あなたへ」からはじまる文章には、これまでの活動と休止に至る経緯、そしてSOPHIAの在り方とSOPHIAに集う人々へのメッセージが33行にわたって切々とつづられている。
その中で松岡は、「今までずっとsophiaとして走り続けて来たから少し立ち止まって、色んな事を見つめ直す機会にしたいと、メンバー5人話し合って決めました」とあらためて振り返ると、無期限活動停止とした理由を「今は、確実な約束ができないという、正直な気持ち 嘘はつきたくないからね」と説明した。そして、「sophiaの旗は、僕が掲げました その場所に誰もいなくなるまで、僕の役割は旗を掲げ続ける事と思っています だから、『僕が旗を降ろさない限り、sophiaの解散は無い』と断言できます」と解散を心配するファンを思いやり、「結成20周年、デビュー20周年にまた、作品を抱えて、5人の姿でステージに立って、最高のパフォーマンスをするために、必要な休止と思っています どうかご理解ください」とメッセージを送っている。