日本トイザらスは4月10日、Android OSを採用したキッズ向けタブレット端末「MEEP! (ミープ)」を発表した。全国のトイザらス、ベビーザらスなどの店舗、同社オンラインストアで同日より先行予約の受け付けを開始し、4月26日より販売を開始する。価格は14,999円。

同製品は、子供をターゲットに開発したAndroidタブレット。2012年9月に米国で販売を開始した製品で、今回日本トイザらスが日本国内で提供を開始する。子供の安心安全なインターネット環境を実現する「ペアレンタルコントロール」機能を搭載する点が特徴で、保護者がパソコンやタブレット、スマートフォンを使って、同製品の使用制限、使用履歴、使用時間などを管理できる。加えて、指のほか、ペンや絵筆などを使った操作に対応するタッチスクリーンも備える。

MEEP!

主な仕様としては、7インチ(800×480ピクセル)のディスプレイを搭載。ARM Cortex A8(1.0GHz)プロセッサを搭載し、512MBのRAMを備える。このほか、最大32GBまで拡張可能なmicroSDカードスロットも備える。さらに、4GBのWebストレージも利用可能。OSはAndroid 4.0を採用する。サイズは140(H)×219(W)×28(D)mm。カラフルで丈夫なシリコンケース採用することで、安全面にも配慮した。

機能面では、Wi-Fi、0.3メガピクセルカメラなどを搭載。このほか、子供向けポータルサイト「Yahoo!きっず」のブラウザーアプリやアングリーバードやUNOなどの人気ゲームなど約50種類のコンテンツをプリンストールする。

さらに、子供向けアプリを揃えた「MEEP!ストア」が利用可能。同ストアでは、無料アプリのほか、保護者があらかじめ購入した仮想通貨で有料アプリをダウンロードすることもできる。米Googleが提供するコンテンツストア「Google Play」から子供向けコンテンツを入手することも可能。

なお同社では、ゴールデンウィーク中にMEEP!の発売記念して、アングリーバードのゲームを現実世界でも体験できる参加型イベントを開催する。詳細は、後日、対象店舗の店頭およびWebサイトで公開される。