HGSTは9日、G-Technologyの新製品「G-DRIVE PRO with Thunderbolt」を発表した。その名のとおり、接続インタフェースはThunderboltで、連続的なデータ転送速度は最大480MB/sにのぼる。
「G-DRIVE PRO with Thunderbolt」は2Kもしくは4K解像度の動画編集作業に向けて開発された製品。非圧縮の2Kデジタルビデオをスムーズに編集するには、1時間につき約1TBの容量、約305MB/s以上の転送速度が要求されるという。本製品は、高速だが容量が十分とはいえないSSDと、大容量だが速度が遅い従来のHDD製品の間を埋める存在として期待される。
搭載するThnderboltポートは2基、デイジーチェーン接続をサポートする。また、4TB製品はMac向けのフォーマットで出荷され、Time Machineにも対応する。米国では2TB製品が推奨小売価格699.95ドル、4TB製品が同じく849.95ドルで発売される模様で、日本国内での発売は2013年第3四半期の予定となっている。