LGエレクトロニクス・ジャパンは9日、世界初となる84型の4K解像度対応デジタルサイネージディスプレイ「84WS70」を発表した。5月上旬より発売する。価格はオープン。
3,840×2,160ドット解像度の84型IPS液晶を採用する、パブリック用デジタルサイネージ。24時間連続使用が可能で、直射日光の熱などによる黒化現象に強く、パブリック用ディスプレイとして最適という。
バックライトの光を抑えながら入力信号を増幅させ、液晶パネルの開口率を広げることで輝度の低下を抑える「Sumart Energy Saving」機能を搭載。消費電力は通常で約350W、「Sumart Energy Saving」機能使用時で約200W(待機時約0.5W)。
主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット、視野角が水平/垂直ともに178度、輝度が500nit、コントラスト比が1,400:1(DFCオン時:500,000:1)。応答速度は12ms(予定)。
映像入力インタフェースはHDMI×2、DVI×1、DisplayPort×1、D-Sub×1、コンポジット×1。映像出力インタフェースはDVI-D×1、D-sub×1。USBポート2基、10W+10Wのステレオスピーカーを備える。
本体サイズはW192.3×D102.6×H110.9cm、重量は約72.9kg。VESAマウント600×400mmに対応する。