もしも自分の奥さんに点数をつけるとしたら……。妻、母、1人の女性として、いろいろな役割を果たしているパートナーに対して、男性たちはどんな評価を下しているのだろうか。マイナビニュース既婚男性会員193名に、自分の奥さんについて採点してもらった。
Q.妻に点数をつけるとしたら何点ですか?
1位 80点~89点 27.0%
2位 90点~99点 25.0%
3位 100点 20.0%
4位 70点~79点 8.5%
5位 60点~69点 8.0%
■80点~89点
・「満点をあげたいところだが、性格がキツいのが玉にきずだから」(47歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「やる時はやるし周りからの信望も厚いが、もう少し家庭的であれば……」(25歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「朝に弱い点のみ、直してほしいと思っているから」(32歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「小遣いが少ない」(23歳男性/医療・福祉/専門職)
■90点~99点
・「特に不満があるわけでもないし、妻としても母親としてもがんばっていると思うから」(30歳男性/医療・福祉/専門職)
・「買い物でもスーパーの割引品などを使って家計をうまくやりくりしてくれるから」(45歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「さすがに100点満点とはいきませんが、自分の良き理解者です」(40歳男性/医薬品・化粧品/技術職)
■100点
・「自分にできない細かい気配りができるから」(30歳男性/商社・卸/営業職)
・「私がやる事をとにかく応援してくれる妻なので」(31歳男性/金融・証券/営業職)
・「満点つけないと喧嘩になるwww」(27歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「自分のような人間と結婚してくれただけで十分だと思う」(39歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)
■70点~79点
・「もう少し家を綺麗にしてほしい」(54歳男性/自動車関連/技術職)
・「ムラがあるので」(28歳男性/情報・IT/技術職)
・「物忘れしやすい所以外は問題ないから」(37歳男性/人材派遣・人材紹介/営業職)
■60点~69点
・「だらしがない所が多々あるから」(36歳男性/通信/技術職)
・「子供中心だから」(50歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「ルーチンは良いが気が利かない、考え方が後ろ向き」(64歳男性/電力・ガス・石油/営業職)
・「特に色気がない」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)
■平均点以下をつけた理由は……
・「50点~59点: すぐ怒るので-50点」(34歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「40点~49点: 部屋は汚くなる一方で片付けない、料理を作らないなど」(27歳男性/電機/技術職)
・「1点~9点: 美人だけど腹黒いから」(45歳男性/生保・損保/専門職)
■総評
自分の妻に対して80点以上の高得点をつけた人が5割を超え、100点満点だけでも2割、0点をつけた人もたった1人だけというすばらしい結果となった。同様の女性編アンケートと比較しても、男性の方がより高い点数をつけていた。優秀で働き者の奥様が多いのか、「よくやってくれている」という満足の回答も目立った。男性たちは妻の日々のがんばりに合格点を与え、感謝していることがうかがえる。
少ないながらも妻に不満がある人は、その減点の理由として、「口うるさい」「性格がキツい」「すぐ怒る」「怖い」など性格や態度を指摘する意見と、「片付けられない」「家が汚い」という苦言が多かった。炊事・洗濯よりも、片付けや掃除をさぼっているほうが男性の目につきやすいらしい。いつもニコニコしてダンナ様にはやさしく、家の中は美しく、を心がけるのが100点満点への近道かもしれない。
50代の男性からは「有能で私には過ぎた嫁」「もし生まれ変わったときには、また今の妻と結婚したい」なんて回答もあった。こんなふうに思えるなんて、どちらにとっても幸せな夫婦だ。日々の過ごし方で数十年後の評価が大きく変わる夫婦の点数、コツコツ小さな1点を積み重ねていきたいものだ。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2012年11月22日~2012年11月28日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性193名
調査方法: インターネットログイン式アンケート