ソニーはこのほど、音楽CDやラジオに加えて、同社の携帯音楽プレーヤー"ウォークマン"やiPod/iPhone/iPadといったiOS搭載端末、Android搭載スマートフォン、タブレットと接続可能な"マルチコネクト"仕様のコンポ「CMT-BT80W」「CMT-BT60」「CMT-BT40」を発表した。いずれのモデルも4月20日より販売を開始する。価格はオープンで、店頭予想価格はCMT-BT80Wが40,000円前後、CMT-BT60が35,000円前後、CMT-BT40が27,000円前後の見込み。
|
|
|
ウォークマン用の接続端子のほか、USB端子を搭載し、スマートフォンやタブレットの充電を行いながら端末内に保存する音楽を再生できる。無線通信としてBluetooth対応に加えて、NFCを搭載。NFC対応スマートフォンを本体にかざすことで、ペアリングや音楽再生が可能となっている。また、CMT-BT80WはIEEE 802.11b/g対応無線LANも搭載し、DLNAやAirPlayを通じて家庭内で離れた場所にあるPCの音楽を再生することもできる。
すべてのモデルで、"ウォークマン"に採用されているデジタルアンプ「S-Master」を備えるほか、「CMT-BT80W」「CMT-BT60」には高感度化や薄型化などを実現する独自の磁性流体サスペンション構造のスピーカー(Magnetic Fluid Speaker)や、圧縮音源で失われがちな高域を補完する「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」などを採用している。
対応する音声ファイルは、MP3 / WMA / ATRAC / リニア PCM / AAC / HE-AAC。そのほか主な仕様として、「CMT-BT80W」「CMT-BT60」の最大出力が20W+20W、音質調整がBASS・TREBLEの9段階(-4～+4)、スピーカーがフルレンジのパッシブラジエーター型で、ユニットは65mmコーン型(Magnetic Fluid Speaker)。「CMT-BT40」の主な仕様は、最大出力が5W+5W、音質調整が4種類のサウンドエフェクト、スピーカーがフルレンジのパッシブラジエーター型で、ユニットは65mmコーン型。
本体サイズは共通で、約W481×D202×H86mm。重量は「CMT-BT80W」と「CMT-BT60」が約3.0kgで、「CMT-BT40」が約2.8kg。
