ディラックは8日、台湾LianLi製のMini-ITX対応PCケース「PC-Q28」シリーズを発表した。2基分のスロットを消費するグラフィックスカードを装着できるなど高い拡張性を持つ。4月17日より発売し、店頭予想価格は15,000円前後。
同日発表された「PC-Q27」シリーズの兄貴分にあたる製品。こちらもバー形状のマザーボードベースを採用し、剛性を保ちつつメンテナンス性を向上させている。素材はアルミで、シルバーとブラックの2色を用意する。
3.5インチデバイスを4基搭載可能なディスクケージを装備し、その最下段には排他使用で2.5インチドライブも取り付けられる。さらに、底面部のディスクプレートにも3.5もしくは2.5インチドライブを2台まで搭載可能。ただし、拡張カードと干渉しないことが条件となる。
5.25インチベイは1基。冷却ファンは前面に140mmファン、上面に120mmファンをそれぞれ1基搭載。サイドにはUSB 3.0×2基も装備する。
ケース内部のスペースは、長さ290mmまでの拡張カードを使用可能。拡張スロットも2基備える。CPUクーラーは高さ100mmまで、電源ユニットは奥行き190mmまでのものが取り付け可能。サイズはW274×D359×H399mm、重量は約2.1kg。対応マザーボード規格はMini-ITX。