パナソニックは8日、タブレットなどの音声をBluetooth経由で再生できるスピーカーシステム「SC-NP10」を発表、5月17日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は18,000円前後。
タブレットやスマートフォンなどの動画視聴に適したスピーカーシステム。音質面では、セリフの明瞭度を維持したまま映画館のようなサラウンドを実現したという「ダイレクト・ダイアログ・サラウンド」を搭載。また、左右のスピーカーをそれぞれ約12度外側に傾けた構造の「スラントスピーカーポジション」を採用し、近傍の視聴位置で最も効果的に音が広がるように設計されている。
搭載する2.1chサラウンドシステムは、新開発の8cmサブウーハーを上向きに配置。また、筐体の中でカーブさせ約200mmの長さを確保したロングエアロストリームポートで、豊かな低音を再現するという。
Bluetoothのバージョンは3.0、対応プロファイルはA2DP、対応コーデックはSBC、通信方式は2.4GHz band FH-SS。なお、伝送時の信号圧縮で失われた高域信号を補正し再現する「Bluetoothリ.マスター」を搭載する。
本体サイズはW271×H65×D186mm、重量は約1.6kg。アンプ部はフロントが7W+7W、サブウーハーが7W、入出力端子はUSB×2(DC出力)、3.5mmステレオミニジャック×1。
本体にはタブレットを立てかけられるスロットとスタンドを備え、「タブレット横画面での動画視聴に最適なデザイン」とする。角度は3段階で調節可能。DC出力用USBでは、タブレットとスマートフォンなど2つの機器を同時充電できる。
なお、NFC対応アプリ「Panasonic Music Streaming」経由で、NFC搭載のスマートフォンやタブレットから、ワンタッチでBluetooth接続が可能。