総務省、セキュリティ対策サイトをリニューアル - SNS/スマホの利用拡大で

総務省はこのほど、セキュリティ対策情報をまとめたWebサイト「国民のための情報セキュリティサイト」をリニューアルした。主にスマートフォンやSNS向けのセキュリティ対策が追加されている。

総務省では、2003年より同サイトを運営。1年ごとに細かく改修していたが、昨今のスマートフォンやSNSといった新技術やサービスが登場し、(従来のPC向けインターネット環境から)情報セキュリティ対策が大きく変化していることから、最新の動向を踏まえたコンテンツの刷新とデザインの変更を行ったとする。

リニューアルでは、帯電話・スマートフォン・タブレット端末の注意点、クラウドサービスやSNS利用上の注意点、標的型攻撃への対策など、最新の技術動向を踏まえ、一般利用者及び企業・組織の利用者が注意すべき脅威や対策について解説している。

デザインには新キャラクターを採用し親しみやすくしたほか、小学生とその保護者向けのページを「キッズサイト」として新設した。また、最新のウェブアクセシビリティ規格「JIS X8341-3:2010」にも対応している。

今後も技術の進展や脅威の動向の変化に合わせ、コンテンツの見直しを継続して行い、サイトの充実を図るとする。