ダイハツ工業は8日、トヨタ自動車からOEM供給を受ける新型ハイブリッド乗用車「メビウス」を発売した。価格は235万円から280万円。
同車の発売は、トヨタ自動車とダイハツ工業の間で合意した環境技術分野における国内での協業の一環であり、ハイブリッド車のOEM供給は「アルティス」に続く第2弾。メビウスは、1.8Lのハイブリッドシステムを搭載し、Cd値0.29という空力性能に優れたフォルムや軽量化によって、JC08モード26.2km/Lの低燃費を達成している。
そのほか、全長4,615mm×全幅1,775mm×全高1,575mmのボディサイズの中で、5名乗車の2列シートとすることで、広い室内空間と、ゴルフバック4セットを収納できる(535L)大容量ラゲージルームを両立。また、着座位置を高めに設定することで良好な視界を確保しつつ、十分なヘッドクリアランスとゆとりの足元スペースを確保している。
グレード展開は、「S"L セレクション"」「S」「S"ツーリングセレクション"」の3タイプで、駆動方式は2WD、乗車定員は5名。