東急電鉄は14日から5月13日まで、ラッピング列車の運行と交通系ICカードを使用した「東急東横線のるるんラリー」を実施する。相互直通運転開始にともない、乗入れ先の路線沿線にも東横線沿線の魅力をPRするのが目的。

ラッピング列車掲出イラスト(写真左から)「渋谷」「自由が丘」「横浜」

ラッピングされるのは5050系4000番台車両1編成(10両編成)。イラストレーターの原あいみ氏が描いた男女「東くん」「ヨーコさん」が、東横線沿線での暮らしを楽しんでいるイラストで、各駅周辺の施設や名所を紹介する。

運行区間は東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線、東京メトロ副都心線、東武東上線、西武池袋線の5路線。通常ダイヤの中で運行される。

「東急東横線のるるんラリー」は、渋谷・自由が丘・武蔵小杉・みなとみらいの各駅もしくは周辺施設に設置した専用端末に、当該駅で降車履歴のあるPASMO・suica(定期券、モバイルsuicaも対象)をタッチすることで抽選に参加できるラリー。当選すると当該駅や施設周辺で使えるクーポンが発行されるほか、4カ所すべての端末にタッチすると、ダブルチャンスとして抽選で宿泊券などの豪華賞品が当たる。

東急沿線情報サイト「とくらく」からウェブメンバーに登録するとタッチランキングなどが確認でき、ランキングの上位者には抽選で賞品が当たるという。