ジャストシステムは3日、同社の「Fastask」アンケートにて行った「Webサービスの月額課金に関する調査」の結果を発表した。同調査によると、「解約したいのに、解約できていないサービスがある」と回答したユーザーが3割に上るという。
同調査の対象は20~50代の男女2,400名。44.8%の人がPCやスマートフォン、従来型携帯電話を使う月額課金サービスを契約している。
月額課金サービス契約者のうち、24.5%は「月に一度も利用していないサービスを契約中」、29.2%は「解約したいのに、解約できていないサービスがある」と回答。無駄な契約だとわかっていながらも、ズルズルと利用料金を支払い続けている実態が明らかになった。
さらに、上記29.2%の「解約したいのに、解約できていないサービスがある」と回答した人にその理由を尋ねたところ、「月額費用が少額のため、つい後回しになってしまった」が最多の69.5%。そのほか「つい忘れてしまった」が62.1%、「退会方法を調べたが、複雑な手続きが面倒だった」が40.5%だった。
また、月額課金サービス契約者に、新しいサービスに加入する際、抵抗のない月額利用料金の上限について聞いた結果では、53.0%の人が300円未満の選択肢を選び、16.0%の人が500円以上でも抵抗はないと回答した。