映画『リング』シリーズで知られる中田秀夫監督が手がけた、ジャパニーズホラー最新作『クロユリ団地』が5月18日(土)に公開されるが、それに先がけて、本作のコミック単行本とノベライズ文庫本の発売が決定した。
『クロユリ団地』は、老朽化した団地を舞台に孤独が呼び寄せる恐怖の連鎖を描いたホラー映画。2005年に『ザ・リング2』でハリウッド進出を果たし、『Chatroom/チャットルーム』ではカンヌ映画祭で「ある視点」に出品されるなど、日本を飛び出し世界中で活躍してきた中田秀夫がメガホンを取ったことで注目を集めている。主演は、前田敦子と成宮寛貴。先日行われた第5回沖縄国際映画祭では、特別招待作品として上映された他、スピンオフドラマ『クロユリ団地~序章~』の放送決定。さらには、全国のパチンコホールにて『ぱちんこクロユリ団地』の設置が決定するなど、多角的なメディアミックスが予定されている。
今回映画公開に先駆けて、コミック単行本『クロユリ団地-Comic-』(脚本:加藤淳也、三宅隆太/漫画:桜水樹)が4月24日に発売。価格は630円。そして、ノベライズ文庫本『クロユリ団地』(脚本:加藤淳也、三宅隆太/ノベライズ:堀江純子)が4月25日に発売される。価格は500円。
コミック&ノベライズとも、映画の脚本を手掛けた加藤淳也、三宅隆太の脚本をベースに、映画の内容・世界観に忠実なストーリー展開となっており、前田敦子演じる「明日香の秘密」や成宮寛貴演じる「笹原の秘密」、そして、物語の鍵を握る「少年ミノルの秘密」など、いまだベールに包まれている本作をいち早く知ることができる内容になっている。
(C)2013「クロユリ団地」製作委員会