2014年公開の映画『クローズEXPLPDE(エクスプロード)』の製作発表が4日、都内で行われ、主演の東出昌大をはじめ早乙女太一、勝地涼、三代目J Soul Brothersの岩田剛典とELLY、DA PUMPのKENZO、やべきょうすけ、永山絢斗、柳楽優弥、豊田利晃監督らが出席した。
前列左からDA PUMPのKENZO、柳楽優弥、東出昌大、勝地涼、三代目J Soul BrothersのELLY、後列左から永山絢斗、やべきょうすけ、早乙女太一、三代目J Soul Brothersの岩田剛典 |
単行本が累計発行部数4,500万部を超える高橋ヒロシ原作の同名漫画を映画化した本作は、2007年公開の『クローズ』、2009年公開の『クローズZERO』に続く劇場版第3弾。メインキャストを前作から一新し、主演には『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー新人俳優賞を受賞した東出昌大を抜擢したほか、演劇界の若き至宝、早乙女太一をはじめ勝地涼、永山絢斗や柳楽優弥ら豪華なキャスト陣が出演する。物語は第2弾『クローズZERO』の1カ月後からスタートし、鈴蘭高校史上最大の抗争を描く。
この日は『クローズ』の代名詞とも言える学ラン姿でキャスト陣が勢揃い。主人公の鏑木旋風男を演じた東出は「(主演と聞いて)『えっ? 俺が?』というはありましたが、監督さんとお会いして『やるしかない』と思いました。プレッシャーや意識が全くなかったと言えば嘘になりますが、意識するほど経験がないので、本当にカッコいい監督について行こうと思って撮影に臨みました」とやり切った様子。加賀美遼平役の早乙女も「こうやって長い期間やらせてもらうのは初めてでしたので、刺激を受けたしすごく楽しかったです」と振り返り、前作の主演である小栗旬から原作のコミックを借りたという勝地は「アクションの質問をしたり漫画が原作なので世界観を聞いたりしました。『漫画の中にヒントがあるよ』といわれましたね」と明かした。
キャスト陣の中で唯一同シリーズ全作に出演しているやべは、第1作、第2作に続く片桐拳を演じる。「1分1秒迷いがあると作品に残ってしまうので、みんなには『自分の中で迷ったり不安があったら監督に言いなさい』といいました。そういう意味では、監督さんは待ってくれたというか耐えてくれましたよ」と豊田監督の手腕を賞賛し、2カ月に及ぶ兵庫ロケについては「役作りのために三宮で飲み歩いてましたよ。あくまでも役作りです!ほぼ記憶がない日々でしたね(笑)」と笑わせていた。