ボルボ・カー・ジャパンはこのほど、同社の安全に対する取組みをはじめ、世界中の独立した評価機関で、相次いでその安全性が認められていることについて発表した。
ボルボは、「2020年までに、新しいボルボ車が関わる死亡者や重傷者をなくす」という目標を掲げ、継続的な取組みを進めている。相次いで市場に投入された数々の安全技術が、世界中の独立した評価機関で認められ、高い評価や関連する賞の受賞が相次いでいる。
米国では、「S60」および「XC60」にトップセーフティピックプラス賞が贈られた。これはIIHS(米国道路安全保険協会)が設けた新しい賞で、新しいテストであるスモール・オフセット・テストをはじめ、オフセット衝突テスト、側面衝突テスト、ロールオーバーテスト、後面衝突テストなどでの高成績が認められたものだ。
日本でも好調な販売を記録している「V40」は、欧州の「Euro NCAP」評価で5つ星を獲得し、競争の厳しいスモール・ファミリー・クラスで2012年のベストインクラスを受賞した。個別の評価結果は、これまでの同機関の記録を破る最高の成績を残している。「V40」は歩行者評価においても、トータルスコアの88%を達成し、最高記録となった。
「V60プラグイン・ハイブリッド」も、「Euro NCAP」評価で、電気自動車に対する史上最高点を達成した。時速64kmでの前面オフセット衝突が含まれるテストで5つ星を獲得し、「V60プラグイン・ハイブリッド」が標準の「V60」と同様、高い安全レベルを備えていることを証明した。