KDDIは4日、Androidスマートフォン「VEGA PTL21」のAndroid 4.1へのOSアップデートを開始した。触れずに端末を操作可能な「VEGA Motion」に新機能が加わるほか、一部のユーザインタフェースが変更される。
VEGA Motionには、これまでの「ジェスチャータイプ」に加え「フォーカスタイプ」が追加される。「フォーカスタイプ」では、上下/左右のモーションで選択した項目を決定することができる。インターネットやメール、ホーム画面の設定など各機能での項目選択が必要な場面で使える。
また、お気に入りの機能をホーム画面から一発で起動する機能も追加される。ホーム画面上でワイプ(上下もしくは左右に往復)すれば、自分で設定した使用頻度の高い機能やアプリをすぐに起動できる。同機能を使用するには、プリセットされている機能・アプリが対象となる。
さらに、Myプロフィールのデータも触れずに送信可能になる。電話帳のMyプロフィール画面で、下から上にモーションをすることで、赤外線送信でMyプロフィールデータを送れる。
ユーザインタフェースでは、「通知/ステータスパネル」画面の表示内容の進化、ホーム画面に連絡先ウィジェットを追加、文字入力画面(テンキー)の視認性及び操作性の向上、カレンダーの機能追加の4つがOSアップデートによる主要変更点となる。
「通知/ステータスパネル」画面では、時刻、年月日、曜日を見やすく表示し、メール受信や不在着信など情報表示や操作内容を追加した。また、同画面からダイレクトに操作が可能となり、電話の発信、SMS送信をすることができる。
「通知/ステータスパネル」画面の変更 |
ホーム画面への連絡先ウィジェットの追加により、よく連絡をする相手の連絡先をホーム画面にウィジェットの配置も可能になった。また、カレンダー機能の追加により、Google+に登録されている予定もカレンダーから閲覧・編集が可能になった、
文字入力画面の視認性と操作性の改善 |
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