ニールセンは、スマートフォン・メディア利用実態調査レポートの年間トレンドまとめを公表した。それによると、スマートフォンからのインターネット利用率が急増し、2013年1月に前年同月比で倍増した。
時系列で推移をみると、パソコンからのインターネット利用は年間を通して横ばいとなったものの、スマートフォンからの利用が急増。スマートフォンからの利用率は、2012年の1月には17%だったが、2012年の10月に従来型携帯電話からの利用割合を逆転し、2013年1月には倍増(18ポイント増加)した。
性年代別の利用状況について2012年と2013年の3月期で比較したところ、男性は40代で8ポイントの増加、女性では30代で5ポイント、40代で6ポイントの増加となり、高い年齢層にもスマートフォンからのインターネット利用が普及していることが明らかになった。
OS別の利用割合を比較すると、OSの利用割合ではAndroidが6割、iOSが4割となった。auからもiPhoneが発売開始されたが、利用割合は横ばいとなり、年間を通じてこの状況には変化がみられなかった。
Androidの利用状況については、一人あたりの利用時間、一人あたりの利用頻度が伸長していた。また、アプリとブラウザの利用内訳ではアプリの利用がブラウザよりも多い結果となった。