自分もそろそろ落ち着きたい……そう思って始めた婚活。結婚相談所から資料を取り寄せたり、合コンや飲み会など出会いの場にも積極的に参加したりしているのに、なかなか実を結ばない。そんな「結婚したくてやった努力が無駄だった経験」について、今回はマイナビニュース会員のうち独身男性300名に聞いてみた。
Q.結婚したくてやった努力が無駄だった経験はありますか?
はい 8.0%
いいえ 92.0%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どんな努力ですか? どうして無駄になったと思いますか?
■見た目を変えようと努力
・「髪形を変える」(28歳男性/金融・証券/販売職・サービス系)
・「誰にも気づかれなかった造顔マッサージ」(28歳男性/運輸・倉庫/その他)
・「ロン毛にしようと頑張ったらこじきになっていた」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「おしゃれに気を使ったけど、元の素材がだめだとおしゃれしても意味がないと思った」(25歳男性/情報・IT/技術職)
■貢ぎすぎた
・「多額の金を貢いだ」(30歳男性/金融・証券/専門職)
・「いろいろプレゼントしたこと」(34歳男性/情報・IT/販売職・サービス系)
・「お金をかなり貸したのに逃げられてしまった」(41歳男性/その他/事務系専門職)
■貯金をしたのに……
・「貯金をしていたが持ち逃げされた」(33歳男性/その他/その他)
・「ストイックなまでに貯金していたけど、結婚自体がなくなった」(30歳男性/小売店/事務系専門職)
■出会いを求めて
・「婚活でお金を使いすぎた」(26歳男性/医療・福祉/専門職)
・「婚活サイトに登録したこと」(27歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「婚活パーティーに参加し、お金をかけてデートをしたが、最後に振られたから」(28歳男性/電機/事務系専門職)
■その他
・「相手の親に気に入られようとお土産を頻繁に買っていましたが、一切受け入れてもらえなかった」(34歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「1年を目途に結婚を考えてた異性がいたが、自分が焦りすぎて、1か月そこらで破談になった」(30歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
■総評
結婚したくてやった努力が無駄だった経験、「ある」と答えた男性は8.0%とごく少数だった。「努力をしていない」という人もいるかもしれないが、努力が実を結んだのなら喜ばしいことだ。
「努力したけど無駄だった」と感じている人で、特に多かったのは「見た目」に関するもの。髪型を変えたり、小顔を目指してマッサージをしたり、いろいろオシャレに気をつかってみたものの、「誰にも気づいてもらえなかった」「元の素材がダメだと意味がない」という落胆の声が寄せられている。
「貢ぎすぎて失敗した」という回答もあった。好きな女性にプレゼントしたりお金を貢いだりしたが、結局は「財布代わりにされただけ」とある男性は語っている。恋愛にお金が絡むといろいろ厄介だが、中には「貯金を彼女に持ち逃げされる」という非常に残念な経験をした人もいる。結婚資金だったのだろうか……ひどい話だ。
その他、ネットを使い婚活に励んだことや、合コン・婚活パーティーに参加したこと、食べ物の好き嫌いを無くそうとしたことなどが「無駄な努力」としてあがっていた。男性たちのこうした努力が、いつか報われることを祈りたい。
調査時期: 2013年3月8日~2013年3月12日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート