Antecは3日、ATX12V Ver2.31およびEPS12V 2.92規格に準拠し、80PLUS PLATINUM認証を取得したハイエンド電源ユニット「Antec HCP PLATINUM SERIES HCP-1000 Platinum」を発表した。リンクスインターナショナルを通して4月6日より発売する。店頭予想価格は32,800円前後。

「Antec HCP PLATINNUM SERIES HCP-1000 Platinum」

80PLUS PLATINUM認証を受けた1,000Wの電源ユニット。高効率で低発熱なAntec独自の「PhaseWave Design」により、高負荷時でも安定した出力を提供。28ピンMBUソケットを世界で初めて採用し、2つの電源ユニットを同期接続させる「OC linkコネクタ」を使用することで、CPUとGPUなどで電源を分けて供給できる。

135mmのダブルボールベアリングファンとサーマルマネージャー機能では、温度変化に応じてファンの回転数を制御。ノイズを抑え、静穏性を高めている。ヒートシンクはアルミ製で、すべてコンデンサは日本メーカー製を使用。大容量のメイントランスとサブトランス設計で、変圧ロスを最小限に抑え12V出力を安定供給する。

最大出力は1,000Wで、各DC出力は+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12Vが160A(4系統合計)、-12Vが0.5A、+5Vsbが4.0A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、8ピン12V電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×9、ペリフェラル電源コネクタ×6、FDD電源コネクタ×1。

モジュラーケーブルの長さと本数は、メイン24ピン電源が約55cm×1本、CPU補助8ピン電源が約65cm×1本、CPU補助4+4ピン電源が約65cm×1本、6+2ピンPCI-E電源が約55cm×1本、6+2ピンPCI-E電源が約70cm×2本、SATA電源が約85cm×3本、ペリフェラル電源が約85cm×1本、ペリフェラル電源+FDD電源コネクタが約100cm×1本、OC Linkモジュラーケーブルが約55cm×1本。本体サイズはW150×D190×H86mm、重量は約2.18kg。