ローランドは、民生用のビデオカメラやテレビを業務用機器に接続でき、画質を保ったまま元映像を忠実に変換する小型ビデオ・コンバーター「VC-1-HS」、「VC-1-SH」、「VC-1-DL」の3モデルを、2013年4月下旬から発売する。価格は、VC-1-HSが5万4,600円、VC-1-SHが5万4,600円、VC-1-DLが9万9,750円。
VC-1-HSではHDMI信号をSDI信号に変換、VC-1-SHではSDI信号をHDMI信号に変換、VC-1-DLでは映像と音声が別経路で処理され発生したタイミングのズレをビデオ・ディレイやオーディオ・ディレイで補正できる。これらVC-1シリーズは、民生用機器の「HDMI」信号と、業務用機器の「SDI」信号を、元の画質を保ったまま「ロスレス」で変換可能となっており、完全に元の映像のクオリティーを保つため、高品位かつコストパフォーマンスの高い映像・音響システムを実現する。また、映像信号に音声を乗せる(オーディオ・エンベデッド)、映像信号から音声を 分離する(オーディオ・ディエンベデッド)もサポートしている。