米国時間の4月2日に「Firefox Browser for Android」のバージョン20の提供がGoogle Playで始まった。
新版は、新たにタブごとのプライベートブラウジングをサポートする。プライベートブラウジングでは、Cookieや一時ファイル、訪問履歴などを残さずにインターネットを閲覧することが可能。タブ単位で機能するため、通常モードのブラウジングセッションを中断せずに、同時にプライベートモードのタブを開始・使用できる。
よく訪れるWebページがリストされる「トップサイト (よく見るページ)」を、ユーザーがカスタマイズできるようになった。リンクを長押しして[タブをピン留め]を選ぶと、タブが固定される。
システム要件がAndroid 2.2以上/ 24MBのストレージ容量/ 384MBのRAM/ QVGAディスプレイに下がり、SamsungのGalaxy Next、Galaxy Pop、Galaxy Q、Dart、HTCのAriaやLegendなどARMv6プロセッサ搭載端末のサポート機種が拡大した。また、Gingerbread (Android 2.3)およびHoneybomb (Android 3.1/3.2)で動作する端末のH.264/AAC/MP3ハードウエアデコーディングをサポートする。