米国時間の4月2日にPC用ブラウザ「Firefox 20」の正式版のダウンロードが可能になった。Windows、Mac、Linuxに対応する。
新機能は3つ。まずプライベートブラウジングの改良。これまでアプリケーション単位だった通常モードとプライベートモードの切り替えを、ページ単位で行えるようになった。通常モードのブラウジングセッション (訪れたWebサイト、ファイルのダウンロードなど)を中断したり、変更せずに、新しいプライベートブラウジング・ウインドウを開始できる。家族と共有しているPCで、家族に知られないように誕生日プレゼントを購入したり、複数のメールアカウントを同時にチェックするといったことを手軽に行える。またプラグインがクラッシュした場合も、ブラウザを終了させずに、そのまま問題を起こしたプラグインを終了できるようになった。3つめはダウンロードマネージャーの刷新。ダウンロードウインドウに移動せずに、Firefoxツールバーからダウンロードの状況を監視・コントロールし、ダウンロードしたファイルにアクセスできる。
セキュリティ修正は11件で、いずれも”重要”となっている。