新たなに追加された省電力設定&スマートフォン連携機能

URoad-Aeroはバッテリ性能や携帯性が向上しただけでなく、さまざまな新機能も追加された。そのひとつが、指定時刻に休止状態へ移行または復帰するタイマー予約機能「Aeroモード」だ。WebブラウザでURoad-Aeroの管理画面を開き、URoad-Aeroを使わない曜日や時間帯を指定しておけば、その時間になると自動的に休止状態となってバッテリ消費を抑えることができる。

URoad-Aero管理画面の「省電力設定」からタイマー機能を利用可能。休止状態の開始/終了時刻や曜日の設定も行える

スマートフォン向けの管理画面(写真左)も用意されているが、詳細な設定画面がPC版と同じなので使い勝手はいまいち(写真右)

端末をスマートフォンから操作する場合は、専用アプリ「URoad Magic」(iOS版/Android版ともに無料)を使ったほうが便利。タイマー予約を簡単に設定できるほか、スマートフォンから休止状態へ移行したり、電源をオフにするなど、さまざまな操作を簡単に行える。

スマートフォン向けアプリ「URoad Magic」(写真左)。タイマー予約からURoad-Aeroの動作時間を設定できる(写真中)。設定画面からはSSIDや暗号化キーの変更なども可能だ(写真右)

さらに、WiMAXと公衆無線LANの切り替えも行える。あらかじめ利用する公衆無線LANサービスを設定しておけば、スマートフォンからボタン操作だけで切り替え可能だ。今のところ、メーカーによる接続確認が済んでいる公衆無線LANサービスは「Q Wi-Fi」と「Wi2 300」だが、順次拡大していく予定という。

管理画面の「ワイヤレス設定」-「公衆無線LAN設定」から利用する公衆無線LANサービスを設定

急なバッテリ切れの際などは、PCからUSB経由で充電と通信を行う「USB接続モード」が便利。PC側のバッテリは消費するが(ノートPCをバッテリ駆動している場合)、URoad-Aeroを充電しながらWiMAX通信が行えるので、緊急時に利用するといいだろう。

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