動画配信サービスのHuluは、Mac/PCなどWebブラウザから利用するユーザーインターフェイスを変更。4月2日より順次適用が開始される予定だ。
Huluでは先月、Apple TV用のユーザーインターフェイスを変更しているが、これらは機種別に個別に開発されており、直接の共通性はないという。ただすべての環境でよりよいユーザー体験を目指して開発が続けられており、今回のユーザーインターフェイス変更もその一環だ。以前のものよりビジュアルを重視して全面的に展開している。
まずWebサイトを開くとトップバナーが非常に大きくなっており、印象的なイメージを与えている。トップページで見ることができる作品数が増えたほか、下にある新着動画や人気の映画、ドラマといった一覧もイメージも大きくなり、横スクロールで最大70作品程度と多くのタイトルを見ることができるようになった。
表示されなくなった文字情報は各イメージにマウスカーソルを載せることで映画の内容やオススメ度などが表示され、クリックすればすぐ再生されるようになっている。これまでより再生プレイヤーが大きくなり見やすくなったが、PCに求められるスペックには変更がないのも嬉しいところだ。
また新たな試みとして「特集トレイ」を設置。ここでは季節や公開映画に合わせて特定のテーマを持った作品を集めて紹介する。最初の特集トレイはジャッキー・チェンの新作映画公開に合わせて「カンフー映画特集」。ジャッキーの作品以外にもブルース・リー、ジェット・リーなどの作品も紹介されている。特集トレイは定期的に変更される予定で、更新頻度は決まっていないが月イチ程度では変更していきたいとしている。
ユーザーインターフェイスの変更は4月2日から順次行われるが、一日も早く新しいインターフェイスを体験してみたい人は、ログイン後 new.hulu.jpにアクセスすることで利用できる。見やすいインターフェイスと大きな画面でより一層、Huluを楽しもう。