JAFはこのほど、JAF札幌支部と札幌市との間で、「札幌市の観光振興に関する連携協定」を締結した。同協定を自治体と結ぶのは7例目で、政令指定都市では初となる。
この協定は、ドライブ観光を中心に相互の観光事業においてタイアップを図るというもの。観光連携事業の継続的な実施と拡充強化を図り、札幌市や北海道全体の観光振興の促進をめざす。具体的には、JAFは会員向けに発行する「JAF Mate」誌やウェブサイトにて、観光施設・特産品情報などを全国に発信する。一方、札幌市は発行する観光情報冊子にて、JAF会員優待情報やJAFのロードサービス案内を掲載。JAFで取り組んでいる安全・安心な冬道ドライブの実技講習会や雪道運転アドバイス動画の配信といった交通安全活動においても、札幌市の交通安全事業との連携強化を図っていく。
JAFではこのような自治体との連携協定を昨年から進めており、今回の札幌市との協定は千葉県の5市町(多古町、旭市、銚子市、御宿町、大多喜町)および埼玉県神川町に続き7例目。政令指定都市との協定は初であり、JAFでは今後も同様の活動を全国的に進めていく上で弾みとなるとしている。