JR西日本は10日より、新幹線500系(8両編成)に、同車両をモチーフにしたキャラクター「カンセンジャー」の1・8号車にラッピングを施し、運行開始する。
同日に運行される「こだま744号」(博多駅13時22分発・新大阪駅18時5分着)が、「カンセンジャー」ラッピング新幹線の最初の列車となる。
28日には、「カンセンジャー」が定期営業列車に乗車するイベントも実施する。「こだま740号」(博多駅11時23分発、新大阪駅16時5分着)の岡山~新神戸間で乗車予定。岡山~相生間では7・8号車に、相生~新神戸間では1~4号車をそれぞれ訪れるとのこと。新神戸駅で下車した後、発車時には「カンセンジャー」がホーム上から列車を見送るという。新神戸コンコースでは握手会や記念撮影会も実施する予定。
「カンセンジャー」は山陽新幹線のPRを目的に、2012年10月に誕生した。各種イベントに登場するほか、今年3月より同社の鉄道・観光情報サイト「JRおでかけネット」内に開設されたスマートフォン用ページ「山陽新幹線便利帳」にて、「カンセンジャー」の壁紙配布が始まるなど、活躍の場が広がっている。