関東の9都県市と同地域の鉄道事業者、および子育て支援団体などはこのほど、鉄道でのベビーカーの安全な使用を呼びかける共同キャンペーンを開始した。4月30日までの約1カ月間、駅構内や各団体などの関連施設へ統一ポスター掲出などを行う。

鉄道でのベビーカーの安全な利用を呼び掛けるポスター

駅構内でのバリアフリー設備の向上でベビーカーによる鉄道利用が増加していることから、ベビーカー利用者と周囲の乗客の両方に安全への配慮を呼びかけるもの。駅や電車でベビーカーを利用する際、注意すべき点をまとめたパンフレットを制作し、東京都内の保育所や子育てひろばをはじめ、一部のベビーカーメーカーを通して配布する。

同キャンペーンの実施者は、子育て応援とうきょう会議、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市、せたがや子育てネット、ファザーリング・ジャパン、全国ベビー&シルバー用品連合会、製品安全協会、東京都交通局、JR東日本、東武鉄道、西武鉄道、京成電鉄、京王電鉄、小田急電鉄、東急電鉄、京急電鉄、東京メトロ、相模鉄道、新京成電鉄、北総鉄道、東葉高速鉄道、東京臨海高速鉄道、東京モノレール、埼玉高速鉄道、つくばエクスプレス、横浜高速鉄道、箱根登山鉄道、江ノ島電鉄、多摩モノレール、ゆりかもめ、千葉都市モノレール、関東鉄道協会。