オフィスやWebサイトなどいたるところで、ジョークが飛び交う4月1日。講談社が同社Webサイト「電書info」において、有機筐体型電子書籍専用端末「iKA (アイカ)」なる新製品を公開している。
同製品は、外部研究機関が発見した「逆・生態模倣」の新種のイカで、IP68準拠の防塵防水構造を備えた"有機筐体型"の電子書籍端末として利用することができる。
こちらが有機筐体型電子書籍専用端末「iKA (アイカ)」 |
電子書籍端末を模倣して自らの機能を進化させた電子書籍に理解の深いイカで、講談社の豊富な書籍資産をいつでもどこでも水の中でも楽しむことができる。「豊富な海洋資源に恵まれた日本ならではの、ジャパンオンリーな天然の電子書籍専用端末」(同社)となっている。
寸法・重量は38×9×3.5cm・250g(個体差があるため一杯あたりの平均サイズ)。白を基調にした目にやさしい筐体デザインが特徴で、最新のCPUに匹敵する神経節、3.5イカバイトの内蔵メモリを搭載。電子書籍が表示されるディスプレイ部は、ホタルイカの発光物質を加工することで実現したオート発光機能「ホタルミネーション」を備える。このほか、触手をネックストラップとして利用可能。触手を絡み合わせて首から下げれば、いつでも読みたいときに電子書籍を楽しむことができる。
価格は1,909円で、1週間の使いきり(毎週生きた端末を送付する定期購読)。天候や季節により価格が変動することもあるという。同製品は今後、小型化モデル「iKAリング」や薄型化モデル「のしiKA」など、進化を遂げていくとのこと。興味のある方は、一度同社Webサイトを見てびっくりしていただきたい。