新婚夫婦のような関係は続かないもの…!?

幸せ絶頂のウェディングを終え、夢にまで見た新婚生活は始まる。しかし、「仮面夫婦」「家庭内別居」などという言葉があるように、すべてのカップルが円満な夫婦関係を築いていけるとは限らない……。今回はそんな「夫婦関係」について、マイナビニュース会員の既婚女性200名に質問した。

「『正直、夫婦関係は終わっている』と思うときはありますか?」という問いに、「はい」は10.0%、「いいえ」は90.0%だった。「はい」と答えた人に、その理由を尋ねた。

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■コミュニケーション上の問題
・「『うー』しか言わない」(40歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「目を見て話さない」(33歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「子供が不在のときは会話が全くないし、別の部屋で寝ている」(36歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「疲れ果ててなかなか夫婦の時間が取れないから」(28歳女性/金融・証券/専門職)

■何となく……
・「(夫と)合わないなと思うことがある」(32歳女性/その他/クリエイティブ職)
・「他の人に目がいく」(28歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)

■ドキドキがない
・「結婚1年目だけど、ドキドキすることがなくマンネリに感じる」(30歳女性/自動車関連/営業職)
・「夫婦というより、親子のような毎日だから」(29歳女性/学生)

■夫婦生活がない
・「セックスレスだから」(28歳女性/食品・飲料/営業職)
・「夜の生活が全くなく、夫婦というより友達みたいな感じだから」(35歳女性/主婦)

■一緒にいて楽しくない
・「夫と一緒にいるとつかれると感じたとき」(29歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「結婚3年目だが、一緒の空間にいるのも苦痛」(26歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
・「(夫が)いない方が楽だと思うことが多くなったし、会話も全くないから」(34歳女性/その他/その他)
・「一緒にいるとイライラするし、離れている方が楽」(29歳女性/医療・福祉/専門職)

■不満爆発!!
・「それなりの収入があるのに、まるで貯金がない上にすべて割り勘……私の2倍稼いでるのがわかって、正直むかついてる」(37歳女性/金融・証券/営業職)
・「愛情が無い」(40歳女性/医療・福祉/専門職)
・「存在自体がうっとうしい」(34歳女性/ソフトウェア/技術職)

■総評
「夫婦関係が終わっている」と思う既婚女性の割合は10%。これは、既婚男性に行った同様のアンケートと全く同じだった。ただし回答を細かく見てみると、男女で違いもあるようだ。

夫婦関係の終わりを感じる理由に関して、女性から最も多く挙げられた回答は「一緒にいて楽しくない」「疲れる」といったもの。中には「一緒にいるとイライラする」「存在自体がうっとうしい」という厳しい不満の声もあった。その一方、男性版アンケートで最も得票を集めた「ケンカが絶えないから」という回答は、女性からは全く挙がらなかった。男性と女性では不満に感じるポイントが微妙に違うようで、なかなか興味深い。

また、結婚年数が5年未満の女性からは「マンネリ気味だから」「夫婦というより親子のようだから」という回答も見られた。この場合、恐らく互いの関係は良好なのだろうが、女性が思い描く"理想の夫婦像"とはギャップが生じているのかも……。前述のようなキツい回答に比べればほほ笑ましく見えるが、このような小さな不満もやがて「破綻した夫婦関係」に発展しかねないから油断は禁物だ。

いつまでも新婚夫婦のような気持ちで暮らしたい、というのは多くの女性の願いである。それでも、長く暮らすほどドキドキが激減しがちなのも事実……。ときめきを感じなくなっても"大切な家族"としていつまでも仲良く暮らせるよう、どこかのタイミングで気持ちを切り替えることも必要なのかもしれない。

調査時期: 2013年2月14日~2013年2月18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート